歯が痛い人へ

歯の痛みの原因はさまざまです。 ムシ歯、歯周病、知覚過敏でしみることもあります。

歯の痛みの多くは、痛み止めを飲めば一次的に症状は治まるでしょう。
しかし、歯の病気は症状がでたときには、症状が悪化しているケースが多いのです。
痛みどめを飲んで痛みが治まったとしても歯の病気が治ったわけではありません。
ごく初期のムシ歯をのぞいて、歯の病気に自然治癒はありません。
きちんと治療する必要があります。

たとえば痛みの原因がムシ歯だった場合。

ムシ歯で症状が出た場合、かなり進行した状態であると考えられます。
普段診療していて、患者さんのお話をうかがうと
「そういえば以前少ししみた。」「物がよくはさまる。」
などささいな症状が前からあったケースがたくさんあります。
もし、そのときに来院していただいていれば、「抜かずにすむ」、「神経を取らずにすむ」などもっと簡単な処置で済んだケース、救うことができた歯がたくさんあります。
ムシ歯の治療は、早ければ早いほどよいのです。
ムシ歯が進行すると、治療のためにあなたの大切な歯を削らなければなりません。
早く治療を始めれば、歯を削る量が少なくてすみます 。
ひどくなると、あなたの歯の神経を抜かなければなりません。
神経を取り去った歯は、枯れ木と同じです。非常にもろくなります。
さらにひどくなると、歯を抜かなければならないケースもあります。
治療開始が遅れた分だけ、時間もお金も余分にかかります。
一刻も早く歯科を受診なさることをお勧めします。

痛みの原因がムシ歯でない場合。

歯ぐきの病気、知覚過敏かみ合わせの異常などでも痛みを感じることがあります。
鼻炎など歯、歯ぐき以外の病気が原因で痛みを感じることもあります。
これらのケースでも自然治癒はありません。正しい診断で原因を突き止め速やかに処置することが必要です。

痛みがあったのになくなってしまった場合

このような場合もムシ歯が自然に治ったわけではありません。「とても痛かったのに痛みが消えた。」「歯がぼろぼろなのに痛みがない。」こんなケースもあります。このような場合歯髄が壊死していることが多いのです。もしそうだとしたら、次に痛みが出るときには、ばい菌が歯の根の周りの骨や歯ぐきの中に入り込んで 激しく痛むことが多いのです。

ほおっておかず、歯科医院へ!